『お金は寝かせて増やしなさい』
こんばんは。
今回は読書記録の記事です。
昨年末、投資や資産運用に関する書籍を読み、最低限の知識は得たものの、実際にインデックス投資や株式投資を始めるには不安がありました。
そこで、もう少し詳しく知りたいと思い、まずはインデックス投資に関する書籍としてこちらを読みました。
実際にインデックス投資を長年続けている方の書籍で、前半(第1章~第4章)ではインデックス投資に関するメリデメや実践方法など、後半(第5章~第6章)は著者のインデックス投資の記録とインデックス投資の終わらせ方が記されています。
僕が個人的に重要だと感じた点は以下になります。
・インデックス投資は少額購入や分散投資が可能であり、資金の安全性も担保されている一方、保有しているだけで手数料がかかり、短い時間スケールでは儲けることができない長期投資を前提とした手法
・実践にあたっては生活防衛資金を確保したうえで、期待リターンや許容リスクを踏まえたアセットアロケーションを決定する
・資産配分のリバランスは相場の状況に関わらず定期的に行うべき
・相場が永遠に下がり続けることはなく、リーマン・ショックや東日本大震災の時も2~3年で回復した
この書籍を読んだ後から実際にインデックス投資を始め、様々な情報に触れて感じたことは、下げ相場でも狼狽売りせずに保有し続けるか(そのための許容リスクを踏まえたポートフォリオにしているか)が、コロナショック後の回復を見ても重要であるということでした。
その点においても、この書籍では著者の体験(リーマン・ショックや東日本大震災からの回復)が記載されているので、良書だと思いました。